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 A4サイズ[PDF]緑提灯紹介
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                        表1.主な食品の自給率 
 ※農林水産省調べ緑提灯の星の数はカロリーベースです。 重量ベース、品目数ベース、金額ベースという意見もありましたが、いずれも合理性が乏しい基準です。
 重量ベースでは白菜などの重量野菜をたくさん使えばあっという間に星がふえます。
 品目数では八宝菜に七味唐辛子で15品目と主張されてもおかしなことになります。
 金額ベースは不安定な基準です。
 市場の相場は入荷量に敏感に反応しますし、輸入食材は為替レートで変動します。
 その店、私たちの命を支えるカロリーは食材の性質のみで決まりますので安定しています。
 農水省が公表する自給率もカロリーベースです。日本では、小麦や大豆の多くが輸入ですし、カロリーの高い食用油原料(菜種、大豆、ゴマなど)のほとんどが輸入、豚と鶏のエサの大部分が輸入、牛のエサの75%が輸入です。 
 四方を海に囲まれた日本でも45%の魚介類が輸入され、魚市場に並んでいます。(※表1)
 尚、緑提灯運動では、自給率の向上に少しだけでも貢献したいと思いとともに、全ての農家や漁師の皆さんに元気を出していただきたいと考えています。
 そこで、輸入したエサ(飼料)を使った畜産物や水産物であっても国産と見なしています。具体的な食材のカロリーについては政府から「五訂増補日本食品標準成分表」が公表されています。 
 インターネット(※1)で調べることが可能で、店主さまの中にはこれで、「正確」に調べて自己申告がされている方もいますが、なかなか作業が大変です。緑提灯は、、認証制度ではなく、店主さまの心がけが大切で、星の数を競うものでもありません。でも、一応の目安は必要と考えています。 
 インターネットには料理別カロリーを教えてくれるサイトがたくさんあります。農林水産省では料理の自給率を簡単に計算できる「クッキング自給率(料理)自給率ソフト※1」を無償で公開しています。
 ただし、畜産物の計算では飼料の輸入比率が掛かりますので、緑提灯の趣旨とは異なった数値になりますので、ご注意ください。
 また、書店の家庭・医学コーナーではカラー写真付きのカロリーブックが売っています。
 これらを参考に星の数をつけていただければOKです。
 そもそも、ご仕入れの食材は季節によって変動しましすし、メニューで変わります。
 ですから、星の数はおおよそでかまいません。
 それでもお悩みの方は、事務局までご連絡ください。
 慣れた応援隊員がアドバイスをします。表2.主な食材のカロリー(100g当たりのkcal)
  
 日本食品標準成分表(http:fooddb.jp)より抜粋
   
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